世界で嫌われる日本人たち

日本人が、海外でとことん嫌われる無茶苦茶な要求。
例えば…
レストランやホテルを予約する際、安全のためなどと訳の分からない理由をつけて
最初から多めに予約を入れておいて、後にそれらが、もしくはその一部が
必要無いと分かると、即刻、違約金などを無視してキャンセルしようとしたり、
レストランの営業時間や、ホテルのチェックイン/アウトの原則時間を無視して
「早くレストランを開けろ」だの、アーリーチェックインや、チェックアウトの時間延長などを
無料で要求してくる、その図々しさ。
たとえ不可能だと言われても、「いや、そこをなんとか」と、強突く張り振りも甚だしい。
以上のような要求を、何を勘違いしてか、「自分たちは偉いんだから、オマエら言うこと聞けよ」と言わんばかり。
何なんでしょうね、あの強欲極まりない見苦しさは。
こういう類のリクエストには、オカネが掛かるのですよ。
世界ルールを、日本人はまったく知らない、知ろうともしない。
欧米人たちは、我々日本人のことを
「カネを持ってるのも世界一だけど、カネを出し渋るのも世界一」と評するのを何度耳にして来たことか。
同じ日本人として、心底、恥ずかしく思います。
また、ある程度の年数を海外で暮らせば、その辺の事情を体得しているべきであろう海外在住邦人に至っては、
白人系の欧米人には普段はメロメロに弱いくせに、
日本からのそういう無茶なリクエストが来ると、思わず二つ返事でへつらってしまうという
そんな不可解な一面を持っている者も少なくない。
言語も満足に話せもしないで、でも、邦人たちの前ではカッコイイところを見て欲しくて堪らないから、
無理なこと、不可能なことばかりを通そうと必死。
そこで、少しでも言語の達者なスタッフがいると、全部をその達人に任せて、
全責任までも背負わせようとして、更に窒息寸前のような必死形相で臨むのだ。
で、それが上手くいくと、ぜ〜んぶ自分の手柄にして、鼻の穴を膨らませて得意がる、嗚呼、その醜さよ。
もう少しスマートになりましょうよ、ニッポンの皆々様。