パリのお菓子
パリの街を歩きながら、私が必ず立ち止まるのがお菓子屋さん。
まだ20代になったばかりの頃、友人との待ち合わせ場所(カフェ)の近くに可愛いお菓子屋さんがあって、必ずそこで立ち止まってウィンドー越しに見入っている私の姿を、友人はいつもカフェから見ていて面白がっていました。
フィガロジャポンでも、こんな可愛い本が出ているんですね。
madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2009年 10/5号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/09/18
- メディア: 雑誌
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私の母は、パリのお菓子屋さんの前に来ると、いつも「♪お菓子の好きなパリ娘〜♪」を口ずさみます。
「お菓子と娘」
お菓子の好きな 巴里(パリ)娘
二人そろえば いそいそと
角の菓子屋へ 「ボンジュール」
選(よ)る間(ま)も遅し エクレール
腰もかけずに むしゃむしゃと
食べて口拭く 巴里娘
残るなかばは 手に持って
行くは並木か 公園か
空は五月の みずあさぎ
人が見ようと 笑おうと
小唄まじりで かじり行く
ラマルチーヌの 銅像の
肩で燕(つばめ)の 宙がえり