世の中はそんなに甘くない

https://twitter.com/ruki_shower/status/562506423465037824


私はこのパリ経済学校のトマ・ピケティ教授の意見に賛同できない。
今の貧乏な若い人たちを優遇するなんて、そんなのズルイズルイ。
いつの時代にも、それなりの苦労があるからだ。
確かに昔と比べたら現在の地球上の暮らしは苦しいだろう。
しかし、どんな時代にも、楽々暮らせた〜♪ なんていう時代は皆無であろう。
時間給の高かった時代には、それなりに仕事の量も多かった。
余計なことばかりさせられた。自分の20代を振り返ってもそうだ。
正社員を一度辞めると、再度正社員として採用されることが難しいのも、これ昔からそうですよ。
今に始まったことではない。
収入が少ないのに、ガバッと税金を持って行かれる、これも昔から同じ。
でも今まで何とか遣り繰りして税金を払って来たし、高い保育料を払いながら3人の子育てもしたし、
離婚もしたし、再婚もしたし、シングルマザーにもなったし、これらのことはもう20年以上前に全部やった。
それでも何とか遣り繰りしてお金を貯めて資産を作った。
生きるのが嫌になるなんて日常茶飯事のことだった。でも、今こうして生きている。
年を取ったら取ったで、またいろいろと親の介護だの、自分の身体が少しずつ不自由になって来たりだのと問題は出て来る。
ニンゲン、生きていれば問題は生じる。
でも生きる。生きている。
生きるためには、働いて、納税して、働いて、納税して、の繰り返しだ。
寝て楽して暮らしたいだの、働かずに生きて行くためには、などという文章に出くわすと、
そんな地球上で自分だけ楽して暮らそうなんて所詮無理だよと言ってやりたくなる。
自分ひとりだけ楽しようなんて、世の中そうは行かんのだよ。
いつの時代も、みんなそれなりの苦しみを背負って生きて来ているし、生きているのだ。
それが嫌なら、今すぐにニンゲン辞めた方がいいと思うよ。