人の名前

saadi2013-01-06

今や、日本では赤ちゃんに随分とハイカラな名前を付けるらしい。
日本人離れした名前が多いらしく、自分が海外在住のせいか、
よく「○●○●という名前は外国ではどのように思われますか?」と訊かれることがある。
漠然と、海の遥か彼方から突如として訊かれるわけである。
その赤ちゃんの性別や、まだ出生前なのか、それとももうすでにこの世に生まれているのか、
もうすでに命名された後なのか、それとも命名式はまだなのか、
詳細を一切知らされずに訊かれるのが殆どなのである。
例え、身内に生まれた子供でさえも、詳細はここまでよく伝わって来ないのが現状だ。
しかし、いくら海外在住とはいえ、話せる外国語は英語とフランス語のみ。
その国を詳しく知っているのはフランス語圏の2箇所ぐらいだ。
その範囲でしか答えられないし、自分は姓名判断師でも何でも無い。
「その名前は、欧米では主に女性名として使われます」とか、
「その名前は、フランス語では○×○×という意味です」とか、
訊かれればその通り正直に答えるだけである。
それがどのような形で伝えられても、何か問題が生じても、此方には一切責任は無い。
訊かれたから、正直に答えたまで、である。
訊いた方に責任がある、ということを、日本人にはよく解らないようである。
自己責任が徹底していない、発言の自由が無い、そんな国である日本に、時々失望するのである。
今やネット時代である。
今後は、ご自分でしっかり調べるなり、姓名判断師に訊くことをお奨めします。
箱いっぱいのクリスマスプレゼントや、パリとモントリオールでなんとか時間調整して会う時間を作って差し上げたこと、
などなど、どうぞお忘れにならぬよう…